先日はたくさんの父へのお祝いの言葉をありがとうございましたm(__)m
早いもので明日はもう千穐楽。
今月は一役入魂のためか、時間が経つのが早いのかもしれません……
さて、今月は『松浦の太鼓』のお縫 を勤めさせて頂いております。
お縫 は昨年のお正月の歌舞伎座で初めて勤めさせて頂きました。
その時はこの役を終えるとすぐさま浅草公会堂へ移動し、壱太郎兄さんと梅丸くんと一緒に『屋敷娘』を。
いわゆる、『かけもち』と言うやつです(・・;)
ただでさえ歌舞伎座で抜擢をしていただいた上に浅草で引き抜きもある踊りを踊らせていただいていて……
ありがたいながらも、何が何だか分からないまま一月を終えていたところがあるかもしれません(笑)
今回は2度目、改めて勉強し直しました。
初めての時とは違い、やることは分かっているのですが、
「少しでも進歩していなくては……」
と思うと、却って緊張するものですね(^_^;)
前回より微かにでも成長できていたのならうれしいのですが、果たしてどうでしょうか……
そんなお縫さんは、出てきてすぐにお茶を点てるのですが、昔はみなさんお煎茶のお点前でなさっていたんです。
しかし、数年前に国立劇場で上演された時、いわゆるお抹茶のお点前に変更されたとの事。
そこで、僕も知り合いの裏千家の方に台子手前というやり方を教わりました。
ただ、それを教わった通りの手順を全てやると完全にタイムオーバー(笑)
色々と手順を省きながら点てておりますので、その筋の方に見られたら怒られるかもしれません( ̄▽ ̄;)
そんなこんなで、名古屋での暮らしも明日で最後。
今年は二度も名古屋の地に訪れることができました。
次回に伺うときはもしかしたら、新生御園座への出演かもしれませんね。
御園座が出来上がるまであと3年、名古屋での歌舞伎がどんどん盛り上がることを祈っています。
なにはともあれ、今はお部屋の荷物をトランクに詰め、明日の帰宅へ備えねば!!
米吉でした。
◆追伸◆
過去2回勉強をさせていただいた研修発表会で、今年も勉強させていただきます。
今回のお役は『神霊矢口渡』のお舟 !
色々なところで憧れのお役として挙げていたこのお役をこんなに早く勤めさせていただけることになるとは……!
これ程嬉しいことはありません!!
皆様お誘いあわせの上、
中村米吉初主演(笑)
となる舞台を是非ともご覧くださいますよう、お願い申し上げます。
以下詳細を……
☆日時
平成27年11月21日(土)
午後6時開演(開場5時半)
※入場整理券の配布は行いません☆会場
国立劇場大劇場
☆演目と配役
(予定。都合により若干の変更があるかもしれません。)一、座談会
中村吉右衛門
中村東蔵
中村芝雀
中村錦之助
中村又五郎
中村歌六
司会 織田紘二二、『神霊矢口渡』
頓兵衛住家の場 一幕頓兵衛娘 お舟………中村米吉
新田小太郎義岑…‥‥中村蝶之介
傾城 うてな…………‥中村京由
下男六蔵………………‥中村吉兵衛
船頭八助………………‥中村吉二郎
しっかり候兵衛……中村蝶一郎
二ぞろのぴん助……中村蝶三郎
三とめの十蔵………‥中村吉助
新田義興の霊………‥中村京純
渡し守頓兵衛‥………中村吉之助ほか
☆監修
中村吉右衛門☆指導
中村吉右衛門
中村歌六
中村芝雀
中村又五郎
中村錦之助
ほか伝統歌舞伎保存会会員☆ご観劇料金
2,000円(税込・自由席)☆前売開始
10月27日(火) 11:00~詳しくはこちらをご覧ください。
錦秋 名古屋顔見世 千穐楽おめでとうございます。
昼夜興味深く楽しく拝見しました。
『松浦の太鼓』は播磨屋の皆さま勢揃いで、あちこち見えるように目が沢山欲しかったです。
お縫さん、可憐で健気でいとおしかったです。
11月のご活躍も楽しみにしております。お体ご自愛ください。
返信が遅くなり申し訳ありません。
名古屋顔見世興業をご観劇、ありがとうございました。
播磨屋勢揃いでの『松浦の太鼓』でのお縫、ありがたく、嬉しく勤めあげることができました。
11月国立劇場、11月21日の研修発表会ともによろしくお願いいたします!
名古屋顔見世、千穐楽おめでとうございます。
米吉さんは藤色や紫色のお着物が似合いますね。
2度目のお役は初めてより自分が見えてたくさん学ぶことがあるのかな、と門外漢ながら思います。
神霊矢口渡、発表された時から楽しみにしているのですが、米吉さんが研修発表会でお舟というので、是非行きたいと思っていたら、
昨日、伊勢音頭の研修発表会でチケットを発売していたので早速買いました!買う列ができていて、売れ行き好調そうでしたよ。
亀鶴さん梅丸さん雁乃助さんたちの伊勢音頭、緊張を感じる場面もありましたが、懸命に丁寧に演じてらして、とてもよかったですよ。
来月への期待が高まりました。
今日は顔見世最後の一回を楽しんでくださいね。
返信が遅くなり申し訳ありません。
2度目のお役は思うところも色々ありますが、数を重ねていくことも大切なことなんだと感じた一月でした。
先月の伊勢音頭の研修発表会に負けない様、お舟を精一杯勤めたいと思いますので、皆様お誘い合わせの上、お目にかかれるのを楽しみにしています!
はじめてコメントさせていただきます。
名古屋での公演おつかれさまでした。
お練りに始まり、舞台・(毎日文化センターでの)特別講演と米吉さんの
いろいろな姿を見せていただいた1ヶ月間でした。
「さらば名古屋」というタイトルを見て少し淋しくなってしまいましたが、また名古屋に来ていただけることを楽しみにしています。
11月の国立劇場も期待してます(^-^)
初主演舞台には何としても足を運びますので!!
朝晩寒くなってきましたので、くれぐれも体調を崩されませぬようご自愛くださいね。
はじめまして!
返信が遅くなり申し訳ありません。
名古屋では舞台の他にも色々なことをさせていただき、ありがたいことでした。
次はいつになるか分かりませんが、また名古屋に参りました際にはよろしくお願いいたしますm(__)m
11月国立劇場、研修発表会何卒、何卒、よろしくお願いいたします!
名古屋の公演お疲れ様でした。米吉さんは一演目だけでちょっと寂しかったのですが
他の演目も見ごたえあり、素晴らしい名古屋観劇旅行ができました。
秀の市歌六さんのお酒の吹き出しに思わず驚きの声が出てしまい、その人物表現の深さも感じました。
このお縫さんの写真かわいい!お殿様に嫌われてしまうお役でちょっぴりかわいそうな表情ですね。
後ろ向きでお茶を立てているか、お辞儀をしているか、最後にやっと勇ましい拵えですてきでした。
歌舞伎座は3階からでしたが今回1階席だったので、家来の方々特に種之助さんのなんともいえない表情がツボでした。
国立も楽しみといいたいのに、なぜに21日?その日は絶対行かれませ~ん。
この残念無念の気持ちは浅草で晴らすしかないと思いつつ、応援していますのでがんばってくださいね。
返信が遅くなり申し訳ありません。
名古屋までお運びありがとうございました。
お楽しみいただけたとのこと、一演目の出演ではありましたが、嬉しく思っております(^^)
研修発表会にいらしてくださいませんのは残念ではありますが、本公演は毎日ございますので、よろしくお願いいたしますm(__)m
これは貴重なコメントです。というか、私、今回初めて拝見したので、
いままではお煎茶のお点前だったということをしりませんでした!
それはそれでとても興味深い舞台だったのでは。
煎茶道といわゆる茶道の台子点前では全くことなりますよね…。
…あのお点前は裏千家だったのですね。
史実のうえでの松浦候も裏千家だったのでしょうか。
返信が遅くなり申し訳ありません。
昔は舞台で点てずに襖から出てきたときに既にお茶を持ってる方もいたみたいです。
松浦候がどうであったかは分かりませんが、鎮信流という松浦候が始めた流派がいまだに続いているとのことです。
お疲れ様です。歌舞伎でも掛け持ちって有るんですね。屋敷娘、大好きな演目です!
返信が遅くなり申し訳ありません。
あまり多くはありませんが、掛け持ち はたまにあることです。
屋敷娘は華やかな演目ですね。
研修発表会…行きたい~のに歌舞伎座夜の部購入してる日でした…
残念です~(>_<)
いつか本公演でお舟をなさるときは拝見したいです!
お縫ちゃん歌舞伎座での初役のとき拝見しました。お父様がご共演だから心強いことだろうな~と思いながら拝見しました。
可愛いお写真有難うございます♪
来月は百年ぶりの場面とかがあるお芝居なので米吉さんがどんなおでどこに出てくるのか全くわかりません~が楽しみにしております。朝晩寒くなってきましたのでくれぐれも御身体にはお気をつけ下さいませ!
返信が遅くなり申し訳ありません。
父が一緒のありがたさは初役の時は勿論、10月も大変感じていました。
研修発表会にはいらしてくださいませんのは残念ではありますが、本公演は毎日ございますので、よろしくお願いいたしますm(__)m
名古屋の舞台、お疲れさまでした。
お縫さんのお姿もすてきですね☆
来月は東京で舞台を拝見できるのを楽しみにしています!
返信が遅くなり申し訳ありません。
お褒めのお言葉恐縮してしまいます。
今月は21日に研修発表会もありますので、よろしくお願いいたします!
こんにちは
念願のお役、おめでとうございます。
こちらの演目は拝見した事が無いので、初観劇になります。
なぜ長く念願のお役でらっしゃったのかも含めて、楽しみにしております。
お富さんは、木更津が無いのが少し残念ですが、
米吉さんのお富さんを、与三郎さんのような気持ちで?
めちゃくちゃ楽しみにしております。
返信が遅くなり申し訳ありません。
娘役のなかでも屈指の大役のお舟は、憧れの第一に挙げていた役でした。
お正月はお富と、これまたビックリのお役を賜り、戦々恐々としております…