今年も押しつまりまして、残り僅かとなりました。

皆さん、いかがお過ごしですか？

今年はいつもと少し違い、『平成最後』、という文字があちらこちらで踊っておりますね。

翌年に元号が変わることが予め発表されて迎える大晦日というのは今まで無かったこと。

何と言いましょうか……

１つの時代が過ぎ行く寂しさと、新たな時代への期待や、高揚感のようなものが入り交じった不思議な感覚があります。

とはいえ、年が明けても平成はまだ少し続きます。

その時間をますます大切に、愛しみながら日々を過ごしていけたら良いなと思っております。

嬉しいことも、悲しいことも、楽しいことも、辛いことも、感謝することも、腹の立つことだってあった、平成三十年。

その中で、十一ヶ月舞台に出させて頂き、沢山のありがたい経験をさせて頂きました。

健康を害すことなく日々の舞台を勤められましたのも、偏に応援してくださる皆さんのお陰です。

本当にありがとうございました！

来年もお見捨てなく、ご贔屓賜りますようお願いいたしますm(_ _)m

年明けは本当にありがたいことに、吉右衛門のおじさまをはじめ、大顔合わせの『絵本太功記』で初菊 という大役をお正月の歌舞伎座で勤めさせていただきます。

お相手の十次郎 は前回と同じく、敬愛する幸四郎のお兄さん。

少しでも兄さんに似合いの初菊として、『絵本太功記』というお芝居の中に生きられるように勤めたいと思うばかりです。

皆様のご来場、心よりお待ちしております(^ー^)

さて、今年の大晦日も、僕は我が家で紅白を見ながら過ごしております。

今年は88歳の祖母も呼んでの年越しです。

今年の紅白には俳句の夏井先生が審査員で出てらっしゃるので、隠れファンとしてちょっと嬉しいのです( 〃▽〃)

それでは皆さま、良いお年をお迎えくださいませ！

そういえば、このブログを書く前に、去年はどんなこと書いていたか確認してみたんですが……

去年は大晦日のブログを書いてませんでした(・＿・;

今年は書けてよかった！(笑)

平成三十年 大晦日

米吉でした。