南座の春

またまたご無沙汰申し訳ありません。
 
同い年の右近に隼人がブログを更新しているのを横目に、しなきゃしなきゃと思いながら、とうとう千穐楽になってしまいました( ̄▽ ̄;)

 
お陰さまで三月花形歌舞伎、千穐楽を終えられました。
本当にありがとうございましたm(__)m

image

なんだかバタバタとしていて、今月撮れたお役の写真は、この雲の絶間姫だけでした(・・;)
 
まさかまさかの絶間姫
聞かされたときの驚きを皆さんにどうにかしてお伝えしたい位です(笑)

今回、はじめて時蔵のおじさんに教えを乞い、お稽古をしていただきました。
 
おじさんは京都までいらして舞台稽古もご覧になってくださり、送ったビデオを見てくださっては、その度ごとに細かく丁寧に教えてくださいました。
 
本当に感謝でいっぱいです。
 
 

さて、お姫様でありながら、どんどん色っぽいことをしていく絶間姫
 

品位は保たなくてはならない、けど固すぎてはつまらない。

色仕掛けをしなきゃいけない、でも遊女ではなくてお姫様。

 
気品と色気。
そのギャップ、そのバランス、本当に難しかったです。
 

どうしたら先輩達のような絶妙なバランスの絶間姫になるのか。
悩んで悩んで、考えて考えて、気がついたら千穐楽でした。
 
 
一人で男との馴れ初めを話すいわゆる「仕方話」では白雲坊、黒雲坊の又之助さん、國矢さんに助けてもらいながらも、一人で舞台で喋り続ける楽しさと怖さを痛感しました。
 
鳴神と二人きりになってからは鳴神との呼吸が合わなくては面白くないと教わり、松也兄さんと二人で相談しながら、日に日に息が合ってきたんじゃないかなぁと感じました。
実は、松也兄さんとこんなにお芝居をするのは初めてのこと。
なんだか嬉しかったです( ´ ▽ ` )
 
しかし、これだけの大役をこの年で勤められて、本当に幸福者だと思います。
楽しくも苦しい、ありがたい経験でした。
 
 
そんな大きな大きなお役と格闘し、若手だけの興行で、しんどいことも、悩むことも、浅草のとき同様に迷路に入ったような感覚に陥ることもありました。
 
それでも、全てを終えて新幹線に乗っている現在、充実感でいっぱいです。
 
 
3人の兄さん、3人の同い年それぞれの姿に刺激を受けつつ、みんなで楽しく過ごせたこの一ヶ月は千穐楽を迎えるのが寂しくなるよう一ヶ月でした。
 
 
まだまだ、青二才です。
身の丈に合わないお役を勤めています。
だからこそ、今月のこの経験を必ず糧として進んでいかなくてはなりません。
そんなことを強く思った南座でした。
 
 
なにはともあれ、千穐楽。
 
京都でお世話になった皆さん。
ご観劇くださった皆さん。
この場を借りて心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございましたm(__)m
 
 
 
と、ほっとしたのもつかの間、明日からさっそく中日劇場のお稽古です。
三連続の旅生活もラスト一ヶ月。
そろそろ、体に栄養が足りすぎてきています。
気を付けねば……(-_-;)
 
 
 

image

米吉でした。