紀行文をやり遂げてから、すっかりサボり魔が復活し、9月も半ばを過ぎてしまいました……(-_-;)
まずは、台風で被害あわれた皆様にお見舞い申し上げます。
さて、今月は播磨屋一門にとって大切な、初秋の歌舞伎座の風物詩 秀山祭。
今年も昼夜で出演させていただけることをありがたく思っております。
昼の部 勤めさせていただいているのは、『幡随長兵衛』の幕開きの劇中劇『公平法問諍』 に登場する 御台柏の前 。
ですから、正確には 柏の前 を演じている役者の役、ということになりますね(笑)
そんなこの劇中劇は、金太郎こと坂田公時の息子である、坂田公平が活躍する古風な荒事のお芝居。
御台様も、紫の帽子付の古風な拵えです。
この公平さんが活躍するお芝居は、初代團十郎の頃に本当に流行したんだとか。
ということは、もしかしたらこの御台様の役を江戸時代の古の先人も勤めていたのかもしれませんね!
お芝居の中身は、源頼義 が息子の義綱 を出家させようとしている所に、家来の公平 がやって来て出家を止めさせようとする、というお話。
義綱 のお母さんである 柏の前 も出家は可愛そうに思っていますが、夫の手前どうすることもできない、というような感じなんでしょうね。
昔の台本では、現在やっている所より前の場面に当たる、 義綱 とその恋人が 公平 のもとを訪ねて、出家を止めてくれる様に頼む所なんかもありました。
ただ前半は分かっても、分からないのが、この芝居の結末。
2度も邪魔が入って、芝居どころじゃなくなりますからね( ̄▽ ̄;)
義綱 の出家は中止になるのか……
公平 はあんなに暴れて処罰されないのか……
そしてなにより、あのお坊さんは無事なのか……
いつか国立劇場さん辺りが復活上演したりしないかな(笑)
米吉でした。
ブログの更新、有難うございます!
毎日更新されてないかとチェックしておりました、、(気持ち悪いですねw)
今月は行けそうにもなくとても残念ですが米吉様のブログをとても楽しみにしてます!
来月も歌舞伎座ですね!
来月はもうチケットを手配いたしましたので楽しみにしてます!
まめな更新が出来ず申し訳ありませんm(__)m
今月の歌舞伎座をご観劇いただけないこと、本当に残念でなりません。
諸先輩は勿論のこと、吉右衛門のおじさまの昼夜に渡る御熱演、万難を排してでもご覧いただく価値があるかと思われます。
お待ちしております!
米吉さん、今日も1日お疲れ様でした。
それはきっと燃え尽き症候群ですね笑
私は歌舞伎初心者で少し勉強不足なのですが、劇中劇で2度も邪魔が入る、芝居どころじゃなくなる、というとあの博多座で観劇した櫓のお七さん(でしたか?)を思い出します。同じような感じではないのかもしれませんが笑
噂によると夜の部の米吉さんが可愛いらしいですね。またの更新を楽しみにしております。
いつか『幡随長兵衛』をご覧になる事もあると思いますので、細かいことは申しませんが、『男の花道』よりも、もっと迷惑な感じですよ。
夜の部の方のブログも更新させていただきましたので、ご覧くださいませ!
6/27発売の「乙女のための歌舞伎手帖」を開いたら、米吉さんインタビューのページもたくさんあり、面白かったです。
10月歌舞伎座チケット、手に入れました。11月1日の地元の歌舞伎公演も観に行けるので、千姫、傾城、お里、とさまざまな役、楽しみにしています。
『乙女のための~』をご購読頂きありがとうございます。
お楽しみ頂けてなによりでした(^ー^)
今月もご観劇いただけましたでしょうか?
来月、再来月とお目にかかれますのを楽しみにしております。
先日、夜の部を拝見しました。逆櫓の吉右衛門さんと歌六さんのお芝居に見入ってしまいました。二人の掛け合いに、グッときてジーンとしてしまいました。うまく言葉に表現出来ませんが、いいお話にいいお芝居にとても幸せを感じました。
逆櫓の時に観劇している米吉さんをお見かけしました。見入っているご様子に、素晴らしくて見入ってしまいますよね、とお声をかけたくなってしまいました。
再桜遇清水は、おおまかなあらすじだけを入れて観たので小姓達の行く末に驚きました。二人の小姓が不憫でならず、その辺りからとても怖くなってしまい、最後まで、ずっとハラハラしていました。こんなに怖いお話だったのですね。魁春さんがご復帰された日でしたので、お姿を見てとてもほっとしました。
幡随長兵衛の劇中劇、結末気になりますね。通し上演も好きなので、国立劇場で上演してくれたらうれしいです。どんな場があるのでしょうね。
昼夜通しでもう一度拝見出来るので、楽しみにしています。千穐楽まで残りわずかですが、お体にはお気をつけくださいね。
夜の部のご観劇ありがとうございましたm(__)m
今月の『逆櫓』は義太夫狂言とは斯くあるべきという勉強になると共に、心に迫る芝居を間近で感じることができました。
『再桜遇清水』は清玄桜姫物らしく、ドロドロとした、恐ろしさもありますよね。
魁春のおじさまもなんともなく、本当によかったです。
あの劇中劇は黙阿弥さんが創作した物らしく、きっとあれから先や前なんかはないのかもしれません(笑)
今月も度々ご観劇ありがとうございましたm(__)m