Loading

米吉ブログ

トルコ紀行vol.5 -イスタンブール-

 


東京は台風一過の青空で、お洗濯日和でしたね(^ー^)
とはいえ、大変な暑さになっておりますので、熱中症などくれぐれもお気をつけください。

さて、トルコ紀行も最終回!

と、本編に入る前に、お詫びと訂正が……

前回の予告画像の、不良になった弟なんですが、vol.4の日の写真だったんです(・・;)

宮廷料理を食べに行く前にイスティクラル通りを散策中、せっかくだからとナルギレ、いわゆる水タバコを家族で嗜んでみたんですね……!それを僕が何を勘違いしたか日にちを間違えまして、予告画像として掲載してしまいました……

結局この回に書いてますから、予告にはなっているんですが、個人的な思い出帳のようなつもりで書いていることもあり、訂正することにしました。こちらはナルギレを嗜むにあたり意味もなくサングラスをする僕(笑)
ちなみに、はじめての水タバコはキセルを吸う感覚で肺に入れずに風味だけを楽しみましたが、色んな味があって、中々面白いもんでした。

 

さて!気を取り直して、日本帰国当日の模様をお話させていただきます。

生憎の雨模様だった最終日。例によって豪華な朝食に雨は降ってもこの表情です(°▽°)朝食後は世界で二番目に古く、一番短いとも言われている地下鉄、テュネルに乗ってみました。
駅のホームもこんな風にタイルで彩られていて洒落ています。
そこから電車を乗り継いでオスマントルコ帝国の中心だったトプカプ宮殿へ。
まずはいわゆるハーレムを見物!
美しいタイルの装飾に、螺鈿の施された戸など、贅を尽くして作られた内装にはため息が漏れるばかりです。美しいタイルの前で記念撮影!

ハーレムの入り口の鏡もとても立派なもの。これは皇帝を狙う人物がいても気がつけるようにバックミラーとしての要素もあったんだとか。そんな鏡でヘアスタイルを調整する父…(笑)

この鏡のように、皇帝の秘密が漏れないように水を流して音をシャットダウンしていたり、床暖房が完備されていたり、豪奢なだけでなく、利便性にまで優れていた宮殿なんですよ!どのお部屋も美しく、丸天井から部屋の隅々に至るまで凝った装飾でしたが、中でも凄いのがこちら……こちらの部屋は、親しい人しか入れなかったという最も華やかな大広間。圧巻の一言に尽きますね……( ´゚д゚)
こちらはハーレムの最高権力者である皇帝の母親専用のお風呂!
我が家の母も気分は皇帝の母君でございます(笑)こちらは我が家の皇帝陛下、美しい廊下で振り返っての一枚(^ー^)ハーレムを堪能した後は、中庭を散策。
母の祈祷(?)の甲斐あってか、少しずつ雨も収まってきました。中庭にあちらこちらにあるキオスク、いわゆる東屋もどれも美しいものばかり。
見晴らしの良い立地にこの建物の美しさ、そりゃ皇帝様もさぞ気分がよかったことでしょう(笑)

素晴らしい宮殿は楽しめましたが、多くの財宝を展示している宝物館が改装中で、有名なトプカプの短剣が見られなかったのはとても残念でした……
しかも、我々がトルコ滞在中、博物館の展示品の多くが銀座の展覧会に行ってたと言うから笑えますよね(笑)

晴れてきたので、帰り際に第一の門で夫婦、兄弟それぞれで記念撮影!母の還暦記念ということになっている旅行も最後まで笑いの絶えない楽しいものになりました(´・∀・`)

 

それからはアヤソフィアの目の前にあるヒュッレム・スルタン・ハマムというトルコ式のお風呂へ。
日本でもドラマの影響で有名な、ヒュッレムというお妃様が贅を尽くして作らせたものをリニューアルし、現在でも利用しているんです。

ハマムでは日本で言うところ三助さんのようなおじさんが、アカスリ、マッサージ、シャンプーまでしてくれて、至れり尽くせり( ´ー`)
湯船に浸からないので日本人的には不思議な感じですが、とても心地良いものでした!お風呂上がりのお名残に、アヤソフィアブルーモスクを。この浮世離れした景色ともお別れかとも思うと一抹の寂しさを感じました。

最後のディナーは東京の友人から教わったレストランへ!気持ちの良いテラス席で最後のトルコ料理を思う存分楽しみました(^∇^)

 
 

というわけで、だらだらと続けて参りましたトルコ紀行、ここらでおしまいとさせていただきます。

そういえば、お世話になったガイドさんが、最近は日本人旅行客がすごく減っていて、とても寂しいと仰っていました。
お店の人にも、最近日本人見ないけど、なんで?みたいなことも聞かれたり……

思い返せば、観光ブックも少なく、あっても数年前に発行された物だったんですよね……( ̄~ ̄;)
 

素敵な町並み、歴史ある建造物、美味しい食事、優しい人々……
江戸時代にトルコの船を漁師が助けたことから、未だに日本に対して好印象を持ってくれているお国柄でもあります。

機会があれば、是非この素敵な国に足を運んでみてください。
 

約一週間の旅程でしたが、まだまだ足を運べていないところ、修復中で見られなかったところなど、心残りがたくさん!
いつかまた伺える日が来ることを願いまして、紀行文の結びとさせていただきます。

 

拙き紀行文にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!

 

 

 

米吉でした

トルコ紀行vol.4 ーイスタンブールー

◇インタビュー掲載情報◇

関連記事

  1. 水の都!

    2017.08.25
  2. 永遠の都へ!!

    2017.08.30
  3. トルコ紀行vol.4 ーイスタンブールー

    2019.08.11
  4. 情熱の国!

    2017.08.22
  5. トルコ紀行vol.3 ーイスタンブールー

    2019.08.05
  6. 情熱の国 Ⅱ

    2017.08.24

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (8)

    • チカ
    • 2019年 8月 17日

    トルコの旅、豪華な装飾、美味しい食事、美しい風景と、さまざまな写真があり、一緒に家族旅行しているような気持ちになりました!ご家族の写真も和やかで、仲良しなのが伝わってきました。
    米吉さんのトルコで一番印象に残った場所は、どちらでしょうか?
    いつもブログ楽しみに拝見しています!
    9月の公演もお身体に気をつけて頑張って下さいね(๑˃̵ᴗ˂̵)

    • 旅行記をお楽しみいただきましてありがとうございました!

      皆さんに少しでも楽しさを共有できたならこれに勝ることはありません(^ー^)

      一番を決めるのは難しいですね……
      カッパドキアの雄大な大地、気球から見た夜明けの景色、イスタンブールのモスクの美しさ、グランドバザールの喧騒、どれもこれも印象に残りました!

      九月の三世歌六百回忌、何卒よろしくお願いいたします!

  1. 皇帝ご一家の、トルコ旅行記を大変楽しく読ませて頂きました。

    親日国であるトルコには、いつか行ってみたいなぁと思ってます。
    見て良し、買って良し(バザール楽しそう)、食べて(サバサンド食べたい)良し、の国ですね。
    お風呂も気持ち良さそうですねぇ。

    ご家族皆さん、リフレッシュ出来て何よりでした。
    楽しい旅行記をありがとうございました。

    • お楽しみ頂けて何よりです?

      親日だという話は聞いていましたが、皆さん日本語も良くご存じで、心の優しい人が多かったです!

      仰る通り、どこをとっても良いところだったと感じています。

      お風呂はとても気持ちがよかったです!
      特に、長いフライト前でしたので綺麗にしてもらってから飛行機に乗れたのはよかったですね( ´ー`)

      お付き合いありがとうございましたm(_ _)m

    • りお
    • 2019年 8月 19日

    米吉さんのおっしゃるとおり、ここ数年は、旅行社のパンフにトルコツアーが少なくなってると思いますが、このトルコ紀行シリーズを拝見して、その素晴らしさに、いずれ行ってみたいという気持ちが強くなりました。
    9月7日、歌舞伎座 昼夜観に参ります。9/7ですと、筋書きに舞台の写真が入ってないので、後での郵送依頼をするつもりです。
    残暑厳しい折、お身体大切になさって、舞台頑張ってください。

    • やはりそうなんですね。
      国際事情はややこしいかもしれませんが、素敵な国に変わりはありませんから、皆さんがその素晴らしさを余計なことを気にせずに楽しめる様になることを祈りたいと思います。

      来月の歌舞伎座、お待ちしております!!
      是非とも番付に写真が入った後半のご観劇もよろしくお願いいたします(°▽°)

    • chie
    • 2019年 8月 24日

    ようやく涼しさを感じられるようになってきましたね。
    私もトルコを旅したことがあり、なつかしく思い出しながら、楽しく読ませていただきました。

    私は、旅直前に体調を崩して、イスタンブールでゆっくり過ごしたので、カッパドキアは、とってもうらやましかったです。奇妙な石たちの風景や、洞窟のホテル、気球もどれもわくわくして素敵ですよね。

    イスタンブールでは、アヤソフィアの荘厳な雰囲気と辿った歴史を感じさせるところが好きで、テレビで見かける度にまた、行きたいなあと思ってしまいます。ブルーモスクやトプカプ宮殿のタイルや装飾品の美しさも目を奪われました。本当にきれいですよね。

    いつも理想的な旅で、たくさんのお写真、文章で読んでいるだけで旅してる気分を楽しめました。そして、おいしそうなものがたくさん出て来て、食べたくなってしまいました。私は、トルコでおいしいギリシャ料理に連れて行ってもらったのが思い出です。ラマダンの時期に旅行したので、飲食が解禁になる直前の現地の方の高揚感や、施しの教え、宗教というものを肌身で感じて、神秘的に感じました。とても素敵なところですよね。

    遅ればせながらですが、G20でのお衣装や踊り、とっても気になっていたので、細かくお写真たっぷりに載せていただいてありがとうございます。この米吉さん、とても神秘的で素敵ですね。踊っているのを観てみたかったです。

    歌六さん、米吉さんの舞台をこんなに拝見しなかったことがなかったので、早く秀山祭にならないかなあと待ちわびてます。また観れる日を楽しみにしていた沼津に、まだ拝見したことがない松浦の太鼓、どちらもとても楽しみにしております。

    • このまま秋に向かえば嬉しいですが、そう優しくはないみたいですね(^_^;)

      カッパドキア、次回は是非訪れてみてください。
      自然の作る独自の景色は一見の価値がありますよ!

      イスタンブールの建物の美しさは本当に筆舌に表せないですよね。
      僕も帰国後にテレビでイスタンブールを見て、また行きたくなりました(°▽°)

      理想的な旅かどうかは分かりませんが、今回も楽しい旅になりました(^o^)
      ラマダンの時期に重なるとは貴重なご経験をなさったんですね……!

      G20、簡単にしかご紹介できずすみません……
      また後援会の集まりなどででも、きちんと映像をお目にかけられたら、と思っております!

      また来月も何卒よろしくお願い致しますm(_ _)m

人気の投稿

PAGE TOP