気がつけば今月も後半。
あと一週間後にはラスベガスいると思うと、不安と楽しみとが混ざり合った気持ちです。
さて、今月は夜の部は新作ですが、昼の部は新古演劇十種の中の一つ、『身替座禅』で、侍女 千枝 を勤めせていただいております。
言わずと知れた松羽目物の名作。
最近の諸々の話題のお陰でいつも以上にウケているかもしれません(笑)
何度も拝見はしてますが、出させて頂くのは初めてのこと。
六月は反対の小枝を勤めさせていただきますので、間違えないように気を付けなくては……(・・;)
そんな千枝ですが、今月はおニューな
んです!
何がですって?
それは平打ち!
平手打ちじゃありませんよ(笑)
平打ちといいますのは、腰元なんかがかける文金等の髷に挿さっている銀の簪のことです。
我々の世界では、みんなそれぞれ自分の家の紋のものを使っています。
それがこちら!
もともと、曾祖父の着ていた羽織の紋の揚羽蝶を参考に、床山さんと相談しながら作ったものがあったんです。
それを床山さんが、「もう少し派手なの誂えましょうよ」と、抜いたり、梨地にしたりした少し派手なものを作ってくれたんです!
完成はしていたんですが、平打ちを挿すお役が無く、今月お披露目となりました。
工夫しながら作ってくださったおニューですから、嬉しいもんです(´∇`)
また、六月の小枝の時にも挿すことになると思いますが、ご観劇の際は是非ともご注目ください!
米吉でした
また、この度の熊本地震に被災された皆様に心よりお見舞申し上げます。
被災された方々のご苦労は我々が軽々しく申し上げることの出来ないものだと思っております。
僕も6月に九州へ伺います。
その時少しでも皆さまにお芝居を楽しんでいただける様、精一杯勤めることしか自分には出来ないのだと感じている次第です。ただただ、一日も早い復旧をお祈り致します。
平打ち綺麗ですね!まだおnewな感じが漂いますね!いいなぁー欲しいなぁと思ってしまいました。花柳流の名取になったら家紋入りの平打ちつくれるのかな?揚羽蝶は女型の平打ちに丁度いいですね。立役にはそういうのがないので寂しいですね。
おニューはやっぱり嬉しいものですね!
花柳さんのことはよく存じ上げませんが、お作りになりたければどこでも作ってはくれるとは思いますよ?
実は立役でも衣装や色々なものに自分の家のものがあしらわれることは多いです。
来月のラスベガス公演、お気をつけて行ってらっしゃいませ。
日本の素晴らしい歌舞伎が米吉さんを通じてアメリカのみなさんにも伝わることでしょう。
6月には、母と一緒に博多座での公演を観に行けることになりました。
とても楽しみにしています。
あと数日で発つという実感がまだありません(笑)
去年に引き続き海外の皆さまにご覧いれることを思うと、責任を感じています。
6月に博多でお目にかかるのを楽しみにしております。
20日観劇させていただきました。
夜の部を観たので平打ちが見れなかったのが残念です…
でも、夜の部をとても面白く観れました。米吉さんの玉蓮姿も綺麗でしたが私は声がすごく好きですo(^▽^)o
ラスベガス公演も頑張ってください!応援してます。
ご観劇ありがとうございましたm(__)m
空海をお楽しみ頂けた様でなによりです。
まだ一日ございますのでよろしければ平打ちのご確認にいらしてください(笑)
無事に戻って参りたいと思います(^^ゞ
かわいい千枝のお写真ありがとうございます。もう一回観たいと思いつつも地震が起こり、
3.11の時乗っていた電車が倒れるのではないかというくらいの横揺れを経験したので
もうしばらくは出かけずにいようかと断念。舞台写真は来月五階に買いに行きます。
あの年五月にドイツ旅行が決まっていて、躊躇する思いがありつつも、手配がすべて済んでいるしと行きました。
米吉さんはじめ来週ラスベガスに行かれる皆様も心配があるでしょうが、被災地の皆様の無事を祈りつつ
力いっぱい日本の伝統ー歌舞伎を広めてきてくださいね。
ご成功をお祈りしています。
ところで米吉さんのご出演のトークの日またもや見事にコンサートにかぶりました。なんで~と叫んでしまいました。
来週の今ごろにはラスベガスの舞台に立ってるなんて、考えられませんね(笑)
少しでもアメリカの皆さんに歌舞伎の良さをお伝えできたらと思っております。
トークイベントの日程、残念です。
また何かの時にお楽しみいただける事があると思いますので、お気を落とされないでください。
千枝可愛いです~
先日平打ちしっかり拝見しましたわ
小枝の児太郎さんのをチェックしそこねてしまいましたが…あちらは祇園守だったのかしら?
六月は博多で小枝拝見します♪
お昼の部立役二つに女形一つと米吉さんをたっぷり拝見できるのが楽しみです!
平打ちのご確認ありがとうございますm(__)m
彼は確か替え紋の梅の方だったんじゃなかったかと思います。
祇園守ではありませんでした。
6月の博多でお目にかかれるのを楽しみにしております。
平打ちのお写真を見て、素敵!と思わず言ってしまいました。千穐楽、見えるかなと踊られているときに平打ちを確認したのですが、私の位置からでは、残念ながら照明でキラッと光ってしまってきちんと見ることが出来ませんでした。それぞれのお家のものって素敵ですね。
身替座禅、本当に楽しい演目で周りの方々が楽しまれているのも感じられて、毎日通いたいくらい好きでした。
仁左衛門さん、又五郎さん、奥方の怖い左團次さんも三者三様にかわいらしく、侍女の米吉さん、児太郎さんもかわいらしく華を添えていて、この配役でぜひ、また観たいです。
舞台上で平打ちを確認するのを中々容易ではないでしょうね( ̄▽ ̄;)
平打ちに限らず家の紋や柄など細かいところに拘るのが歌舞伎の素敵なところですよね!
6月の博多でもお仕えする奥さまは同じでございます!