気がつけば今月もあと一日で千穐楽。
毎度毎度、更新が遅くて申し訳ないです……(・・;)
さて、今月夜の部は唐時代の中国を舞台にした新作歌舞伎、『幻想神空海』が上演されております。
原作は『陰陽師』等でも有名な夢枕獏さん。
私は胡玉楼の妓生、玉蓮 を勤めさせて頂いています。
日本で言うところの花魁といったところでしょうか。
こちらが玉蓮。
珍しい拵えに、写真も少し気取り気味(笑)
こういう唐風の拵えは珍しい上、久々のこと。
確かこれで三回目くらいかな……?
鬘も普段の台金の頭とは違い、網の頭です。
生え際が自然な感じになっているのが写真でも分かると思います(´∇`)
こうなると顔も普段通りと言うわけにはいきませんから、色々な方のお写真などを参考に日々研究…φ(..)
普段はしないアイラインを強めたり弱めたり…
眉をはねあげてみたり、たらしてみたり…
目はりも尖らせたり丸めたり…
紅も何種類も使ってみたり…
と、自分の顔で遊んでおりました(笑)
っていえば聞こえがいいですが、慣れぬこと故、毎日同じに出来なかっただけなのかも…( ̄▽ ̄;)
そして見るからに中国人な我らが雇用主、胡玉楼 楼主の蝶十郎さんを囲んで。
左から梅丸君の優蘭 ちゃんに種之助さんの牡丹 ちゃん。
愉快な牡丹ちゃん、満面の笑みでございます(  ̄▽ ̄)
ちなみに、この写真はご本人のご選択です。
こんな個性的な胡玉楼の妓生達。
歌舞伎で例えるなら『伊勢音頭』の油屋かもしれませんね。
玉蓮 がお紺
牡丹 がお鹿
優蘭 がお岸
みたいな…
残念ながら万野はいませんが(笑)
でも、自分としてもなんとなーくお紺のつもりでやっております(^-^ゞ
そんな新作も明日で最後。
試行錯誤の日々で、これで良いということはないのは当たり前ですが、新作の難しさというものを改めて痛感いたしました。
やはり父や先輩方の様にしっかりと勉強し、歌舞伎役者としての土台をきちんとと作った上で、芝居の引き出しをたくさん持っていなければなりません。
とにもかくにもあと一日、精一杯勤め上げねば!
再見!
米吉でした。
米吉さんがお紺さんをやるときは、ぜひ種之助さんのお鹿さんでお願いします。見てみたいです…。
お鹿さんと違って、牡丹さんはちゃんと逸勢さんにはかわいがってもらってたから、そっかぁと思いました。
個人的にはお紺より万野やお鹿をやってみたいなぁ何て思ったりしています(笑)
米吉君の著しい成長と、手を抜かない舞台を嬉しく拝見しました。
ますます美しくなってゆきますね。
歌六さんの変幻自在な演技力に感嘆しきりですし、
歌六さんあって成り立った演目のような気がします。
ほかに誰が丹翁を演じられるのだろうかと、思いめぐらせています。
この芝居の丹翁は父自身も楽しみながら勤めていた様な気がいたします。
我が父ながら腹が立つほど上手い丹翁だったなと、おこがましくも感じる一月でした。
あら~、アイメイクって偉大ですね。和装の時とは全くイメージが違います。
お顔も面長なかんじです。でもどちらもお綺麗で、かわいらしいですね。
それにしても種之助くん…。「日本の弟」的キャラだったのに、
なにやらオバチャン風。そして、ちょっとだけお母さんに似ていますね。
いや御母堂がオバチャンだといってるのではないですよ(汗。素敵なお母様です)。
顔の作り方が古典の時とは全く違いますから、中々うまくいきませんでして…(・・;)
女方をすると誰しも母親に似るものなんですかねぇ(笑)
玉蓮さん美しすぎる~♪
そして牡丹ちゃんかわいい!
舞台写真購入しました(^^)
あと一日頑張って下さいませ。
そしてベガス公演、先日のお写真の雪姫風のが獅子王でのお役なのでしょうか?観たいです~(>_<)
どうぞお気をつけてよい旅を!
二度目のベガスは少しはゆっくりするお時間がありますように!
テレビ放映心待ちしております♪
舞台写真のご購入ありがとうございましたm(__)m
本日ラスベガスへ出発いたします。
アメリカの皆さんに少しでも楽しんでいただける様に精一杯勤めて参ります!!
平打ちの、アドバイス?ありがとうございます!立役にも家紋入りの着物などきることあるんですね。幻想神空の例え面白いです!納得してしまいました。普段イヤリングとかアイラインをしない分する方は新鮮ですね。笑
余計なことで、失礼いたしました。
普段し慣れませんとアイラインの加減やらイヤリングのつけ忘れなど…
うっかりしてしまうことが多いですね(笑)
千秋楽お疲れ様でした。
米吉さんの玉蓮姿の画像アップありがとうございます♡
やっぱりお化粧も大変なんですね!!
ラスベガスの時のお化粧道具は先に送ってるんですか??
ラスベガスには行けないのでラスベガスの公演を何かのきっかけで観れる事を願ってます(≧∇≦)
ありがとうございます。
大変、ということはないんですが、不馴れですから試行錯誤の日々でした。
ラスベガスの楽屋荷物は、今月使っていたものもたくさんありますので同じ飛行機に乗せて持っていくんですよ!
胡玉楼の皆さんの集合写真すてきです。
蝶十郎さん おととし五月の明治座での捨金番のお役がとても印象的で、
それ以来どんな拵えのお役でも声でわかることが多く、出てこられるとうれしくなります。
明日はもう渡米なさるのですね。
またまた新しい演目でのラスベガスは大変でしょうが、今度は歌六さんもご一緒で心強いのでは。
健康に気を付けてがんばってきてください。またブログでのご報告も楽しみにしていますね。
中々ない拵えでしたので記念の集合写真となりました(^-^)
『艪清の夢』のときですね!
懐かしいですねぇ
再演してほしいものです。
いま飛行場に向かっております。
昨年に比べて規模も大きいので心強い一方で、責任も重大です!
精一杯勤めて参ります!!
きっとこの世界観好きだろうなあと思っていましたがやはりいつもとは違う艶やかさな拵え、小道具、セットと素敵な世界でした。特に舞台の使い方が世界の広がりを感じさせていてわくわくしました。
玉蓮さん、美人さんだと噂で聞いてましたが、台詞通り器量良しの玉蓮さんでした。お写真たくさんありがとうございます。蝶十郎を囲んでのお写真、とてもかわいらしいですね。
オープニングから、歌六さんにずっと魅せられてしまいました。術を使っての瓜商人のシーンも好きでした。歌六さん、又五郎さんの対決も見ごたえたっぷりで、雀右衛門さんの楊貴妃も素敵でした。
引き出しの多さの素晴らしさを感じました。米吉さん達、若手の方々も生き生きと演じていて、こうやって引き出しが増えていくのでしょうね。
米吉さん、ラスベガス、お気をつけて行ってきてくださいね。また、経験がひとつの引き出しになると思います。無事に舞台が成功しますように。
独特な世界観の新作をお楽しみ頂けた様でなによりです。
衣装に小道具、それぞれ化粧の仕方の細部に至るまで唐風の舞台は中々珍しいですよね。
先輩方の新作の作り方を間近に見られ、本当に良いお勉強になりました。
これから出発いたしま。
精一杯勤めて参ります!!
お返事ありがとうございます
文章を書き直した際に蝶十郎さんの敬称を消してしまったようで、呼び捨てになっており本当に申し訳ありません。気がつき青ざめてしまいました。訂正する方法がないのでこちらに再度コメントさせていただきます。
今日、出発だったのですね。
ラスベガス、いってらっしゃいませ。
こんにちは!
写真を拝見をしてビックリしました!
いつもの米吉さんではないかんじ?が出てました笑
可愛い米吉さんではなく、美しい米吉さんですね。
つり目がよりいっそう中国人に見えます!綺麗ですね( ´∀`)
うっとりしちゃいます笑
いつもの化粧とは全然違う顔をしましたので、そう言ってくださると嬉しいです(´∇`)