最近バタバタして、更新をサボっておりました(^_^;)
すっかり秋を通り越して、冬になってしまいましたね。
さて、今日は珍しく衣装をご紹介します。
この様に名前が、四十七士それぞれの衣装書いてあります。
役名の書いてある衣装なんて滅多にありませんから、始めて着たときはなんだか誇らしかったです!
でも、これが意外とくせ者。
普通の衣装は寸法があってればいいですが、これは名前も決まってます。
名前と寸法の合った衣装を40以上……
簡単なことではないのは分かりますよね。
衣装さんも早い内から誰がどの浪士なのかを気にしてました。
それでも手違いでは起きるもので、舞台稽古では自分が名乗る名前とは違う名前を着ている人が…!
その上、浪士がたくさんいるから誰がどの人を着てるのか分からないという厄介な事態になっていました(笑)
もちろん、初日は無事に交換できてましたよ!
そしてこれは四段目において父の勤める意地悪上使、薬師寺次郎左衛門の着ている袴や裃についている紋。
「丸に薬 」って……
薬師寺さん、ちょっと単純じゃない?
米吉でした。
そうですね、大河ドラマでも、歌舞伎でも、四十七士が揃うと、もう誰が誰やら・・。
衣装さんは着丈や裄のうえに名前を合わせなければならないんですね。
神経を遣うお仕事ですね。
冬といえば年末、年末といえば忠臣蔵
日本に素晴らしい歌舞伎があって本当に幸せだと思う今日この頃です。
乾燥が酷くなってきましたから、お風邪を召しませんよう、気をお付けになって下さいませ。
昔は47人きちんと揃っているかお客様が数えていた、なんて言う話も聞いたことがあります。
お気遣いありがとうございます。
千穐楽まで無事につとめあげたいと思います。
今日は、街角で急に話しかけてしまい失礼いたしました。
親子ともども米吉さんの大ファンで、いつも舞台やブログを楽しく拝見させて頂いております。
来月の国立劇場、研修発表会にも伺います。
米吉さんのおかる、楽しみにしております!
こちらこそバタバタと立ち去り失礼をいたしましたm(__)m
本当にコメントが励みになっております、今後ともよろしくお願いいたします!