皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年も相変わりませずご贔屓お引き立てのほど、よろしくお願い致します。
今年はいつものお正月とはまるで違った雰囲気になってしまっていますね。
私達も元旦のお年始回りを今年は自粛致しましたので、何だかぼんやりとしたお正月を迎えました。
例年と違うことがもう一つ。
今年は新春浅草歌舞伎の公演がありません。
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐためとは言え、お正月の恒例の興行が無くなってしまうのは切ない事ですね…
その代わり、浅草歌舞伎に出演してきた皆で、歌舞伎座 第1部に揃って出演させて頂いております。
浅草歌舞伎で共に歩んできた同世代の仲間達だけでお正月の歌舞伎座の幕開きの演目をさせて頂けること、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
この状況下で中々会えていなかったみんなと同じ舞台を勤められるだけでも嬉しいことですのに、ありがたい事に我々の為に新たな演し物を作ってくださいました。
その名も、『寿浅草柱建』!!
浅草 と書いて、”はながたつどう ”(花形集う)と読むんですよー
柱建の儀式の場におめでたい曽我物の登場人物が集結するこの作品。
私は大磯の虎を務めさせて頂いております。来年でしたら、「寅年 の始まりを虎 で!」とかふざけられましたので、ちょっと惜しかったですね(笑)
虎 のお役は一昨年前の『春駒』で務めさせていただいた以来。
打掛はその際と同じですが、帯と鬘が違っています。
今回は丸っきり『対面』と同じ、まな板帯に、根に緋鹿の子を掛けた傾城の下げ髪。
この金銀の飾りは女蝶男蝶 と言われる飾りです。
兵庫髷とは違った華やかさがあって、とても素敵な拵えですよね。新年の始まりに名だたる先輩方が勤められた来た立女形格のお役を勤めさせて頂けること、恐れ多くもありがたい限りです。
以前、浅草歌舞伎で『対面』の大磯の虎を勤めさせて頂いたのはまだ10代の頃。
まだまだ足らないところは山ほどありますが、先輩方が醸し出していた色気、風格、そういった物に少しでも近づけられるよう、おおらかに勤めていきたいと思っております。
さて、話は変わりますが、実は去年の7月で初舞台を踏んでから20年目の節目だったんです!
去年の夏はそんなこと思い出すような気分ではありませんでしたから、すっかり忘れてしまっていました(笑)
そして、忘れないように書いておきたいのですが、実は今年も節目の年!
今年は僕が女形を勉強させて頂くようになって10年になるんです。
まだ10年と言うよりは、もう10年経ってしまった、という気持ちです…
若い若いと思いながらも、そろそろ三十路も見えてくる年代です。
ますます発奮せねば∠(`・ω・´)
緊急事態宣言が発令されるなど、世の中は未だ落ち着く気配がありません。
当たり前が当たり前で無いことに気付かされた昨年を経て、日々の舞台を今まで以上に愛おしみながら邁進して参りたいと思います!
また、最後にちょっとしたお知らせです。
以前、作成しましたLINEスタンプの第二弾をリリースいたしました!
昨年リリースの予定でしたが、少しタイミングを逃してしまっていました…
今回は写真タイプのデザインとなっています(^^)前回より枚数は減ってしまうんですが、楽しくお使いいただければ幸いです。
前回も今回もお友達の会社である、岐阜のFUJI INDUSTRIAL SEEDS GROUPさんに制作していただきました。
ちなみに、岐阜羽島市のふるさと納税の返礼品の一つとして、こちらの会社にオリジナルのスタンプを作ってもらえるサービスがあるんですよー!
ダウンロードは、こちらから!
よろしくお願い致します!
米吉でした。
新年あけましておめでとうございます。
お忙しい中、ブログ更新をありがとうございます。
また、お写真upも、大変嬉しく思っております(*´∀`)♪
とってもお綺麗で、うっとりしてしまいました。
歌舞伎座の様子は、お正月のEテレで拝見しました。
残念ながら、足を運ぶ事は難しいですが、遠くからですが、応援しております。
どうぞお身体ご自愛下さいませ。
遅くなりましたが、本年もよろしくお願い致します!
Eテレのお正月の舞台中継をご覧くださってありがとうございますm(__)m
ご時節柄中々申し上げにくいことですが、また劇場でお目にかかれる日が早く来ることを願っています。
その日を楽しみにしております(^o^)
明けましておめでとうございます。米吉さんの大磯の虎、ほんとに綺麗です。心待ちにしていた1月歌舞伎座ですが、今日の「東京患者1000人越え」のニュースに、踏ん切りがつき、上京を諦めました。世の中が落ち着いて、歌舞伎座に観劇に行ける日を 楽しみに待とうと思います。お身体に気を付けて、舞台頑張ってください。
遅くなってしまいましたが、今年もよろしくお願いしますm(__)m
なかなか落ち着かない毎日ですが、一日でも早く気にせずに舞台をご覧いただける日が来ることを願っています。
また劇場でお目にかかれる日を楽しみにしております!